床のフローリングを張ったらすぐに養生用べニア板を上に被せて傷がつかないようにします。

床の下地合板のつなぎ目の凹凸を調整してから北海道産ナラ材無垢フローリングを張り始めています。自然の木材の木目を生かすので長さはまちまちです、列ごとに仮置きして継ぎ目の様子を確認して張り進めます。

今回は１階の外壁仕上げはモルタルなので通気層を作ってからモルタル下地板を張っています。

これで外回りは一旦完了して室内造作を進めていき、春になってから２階の唐松板張りもします。

２階の天井は傾斜屋根面になるので気密断熱をした面に直接石膏ボードを張ります。

ダウンライトを設置する箇所はあらかじめ先付けの気密BOXを埋め込んで電気配線を出してあります。

当社では傾斜屋根の面を断熱気密層とする屋根断熱工法です。天井断熱という工法もあり、それは平らに作った天井の上で断熱気密をして傾斜屋根の部分は小屋裏となり室内空間にはなりません。

写真のように三角屋根面で２８０ｍｍ厚の高性能グラスウールを丁寧に詰めてから下地木材を作り、防湿気密シートを張って断熱気密層を作り上げました。高い断熱と気密性能を確保することで室内空間を最大限生かしつつ快適で低燃費な家になります。