下川エコハウス

2017/02/13 - 藤井工務店のシゴト

日曜日から下川のエコハウスに錚々たるメンバーと宿泊して深い建築の話を聞いてきました。平成20年に全国に20棟建ったエコハウスの最北下川町の設計をした建築家と最南端宮古島のエコハウスの建築家、や元北総研の所長、や東京大学の先生等が集まって実際にエコハウスに泊まって計測もして温熱環境を中心にそれ以外の住宅の快適性を探る話がいろいろ聞けた貴重な体験でした。

冬の雨どい

2017/01/30 - 藤井工務店のシゴト

冬場は雨どいは凍ります、凍ること自体は問題ないのですが従来は屋根に取り付けた横雨どいで受けた水を縦のパイプで地面に流していたのですが冬場に縦管の中で凍り付いた水が膨張して縦管を破裂させてしまう事例が何度かおきました。解決方法として太い縦管にしたり、地面から下面を離したり、くっつけたり、いろいろ試しましたが完全な解決方法が見つかりませんでしたが、発想を変えて縦管を止めてアルミ製の鎖にしました、夏場は鎖に沿って水は地面に流れ落ち水しぶきも出ません、冬場は写真のように凍り付きますが問題は起きません、あまりに氷が太く育った時には棒で叩けばすぐに氷が取れるので横雨どいへの負担もなくなります。

ドア 窓の結露 

2017/01/06 - 藤井工務店のシゴト

今朝は氷点下20度程にまで冷え込みドアや窓の結露や凍結があったことと思います。水滴の結露は布でふき取ればよいのですがドアでは結露が氷りつくこともあります、その時には融けて木材に浸み込む前に樹脂の定規などで氷を削り取ってください、水が浸み込むと木材の断熱性能が落ちて更なる結露の原因にもなりカビの発生にもつながります。樹脂サッシでは窓台に結露水が流れ落ちることがなければそのままでも結構ですができればふき取った方がよいと思います。断熱ブラインドは下まで降ろし切らずに窓台との間に3~4cmの隙間を空けてもらうことで結露をだいぶ抑えることができます。

寒さは何処から来る2

2017/01/05 - 藤井工務店のシゴト

寒さはどこから来る?第2弾です。我が家は設計が古いので今では主流の基礎断熱ではなく床で断熱気密を取る床断熱です。最近朝の気温低下が激しいと感じて原因を探っていました、一昨年に給湯ボイラー交換をしたところの床下を点検したところ防風シートがズタズタで床面の気密処理も適切ではないようで温度を測ると低いところで3℃ぐらいでした。これは断熱材の劣化ではなく気密の低下です。そこで床面をすべて50mm吹き付けウレタン断熱することにしました、断熱強化というよりは気密処理が目的です。効果はすぐに表れて翌朝から室温の低下が2~3℃改善されました。10年以上も住み続ければボイラーだけではなく、給排水管や換気ダクト、電気配線等の更新や補修があるものです。新築時には適切に気密処理をしても改修工事の時にはなかなか適切な気密処理が行われるとは限りません。これが基礎で断熱気密を取る基礎断熱の場合床下での配管や配線を交換しても室内での工事なので外気が入り込むことはなく断熱気密性能には影響しません。壁の300mm断熱の場合も気密層が室内面ではないので同様に改修工事の際の気密低下は防げます。断熱材は数十年劣化はほとんどしませんが設備機器は10年単位で更新が必要です、そこで改修を繰り返しても性能の劣化が少ない工法である 基礎断熱 や 壁の300mm付加断熱(柱外面での気密処理)の住宅が長い目で見てその優位性が分かりました。

仕事納め

2016/12/29 - 藤井工務店のシゴト

今年の営業は今日で終わります、年始は1月9日からの開始の予定です。今年もいろいろなご家族のお宅を建てることができ充実した1年となりました、皆さまのご要望にお応えすることで新たなことも沢山覚えることができました、スタッフや協力会社さんにも助けれて1軒1軒着実に住宅を建て続けれていることに感謝です。来年も更に良い家づくりに励むよう家族と共に努力いたします、来年もどうぞよろしくお願いいたします。