日曜日から下川のエコハウスに錚々たるメンバーと宿泊して深い建築の話を聞いてきました。平成20年に全国に20棟建ったエコハウスの最北下川町の設計をした建築家と最南端宮古島のエコハウスの建築家、や元北総研の所長、や東京大学の先生等が集まって実際にエコハウスに泊まって計測もして温熱環境を中心にそれ以外の住宅の快適性を探る話がいろいろ聞けた貴重な体験でした。
寒さは何処から来る2
2017/01/05 - 藤井工務店のシゴト
寒さはどこから来る?第2弾です。我が家は設計が古いので今では主流の基礎断熱ではなく床で断熱気密を取る床断熱です。最近朝の気温低下が激しいと感じて原因を探っていました、一昨年に給湯ボイラー交換をしたところの床下を点検したところ防風シートがズタズタで床面の気密処理も適切ではないようで温度を測ると低いところで3℃ぐらいでした。これは断熱材の劣化ではなく気密の低下です。そこで床面をすべて50mm吹き付けウレタン断熱することにしました、断熱強化というよりは気密処理が目的です。効果はすぐに表れて翌朝から室温の低下が2~3℃改善されました。10年以上も住み続ければボイラーだけではなく、給排水管や換気ダクト、電気配線等の更新や補修があるものです。新築時には適切に気密処理をしても改修工事の時にはなかなか適切な気密処理が行われるとは限りません。これが基礎で断熱気密を取る基礎断熱の場合床下での配管や配線を交換しても室内での工事なので外気が入り込むことはなく断熱気密性能には影響しません。壁の300mm断熱の場合も気密層が室内面ではないので同様に改修工事の際の気密低下は防げます。断熱材は数十年劣化はほとんどしませんが設備機器は10年単位で更新が必要です、そこで改修を繰り返しても性能の劣化が少ない工法である 基礎断熱 や 壁の300mm付加断熱(柱外面での気密処理)の住宅が長い目で見てその優位性が分かりました。
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