階段の刻みが出来ていよいよ組み立て始めました。下から組んで行きます。

街の現場から山の現場に仮設トイレの移動です。ひとりで積み込むのが難しいのです、レーラーを斜めにしてロープをかけて車で引っ張り上げます。おろすこと自体は簡単なのですが雪山を掘るのに手間取りました。
最近知った事なのですが真冬は中身が凍りついてそれを溶かすのに苦労していましたが、予め不凍液を入れておくと固まらずいつでも汲み取りに来てもらえるとを知りました。来冬からはその作戦でいきます。

集中換気システムのダクト配管や本体設置も手馴れたものです、階段も踊り場ができて、それに上下に架る側板を試しています。

階段は今回サトル大工が掛けることになったようです、毎度その場に応じた難しい階段なので工場でのプレカット加工にはならず考えながらの手作業になります、大工としては若手ですがきっちり父に仕込まれているので安心して任せれれれます。父は建具の枠加工にとりかかっています。

2階床組を縦方向と横方向で高さを半分ずらしてお互いをしっかりと組み込ませて接続するワタリアゴ工法は伝統的な在来工法ですが今ではほとんど見られません。組んでみてその丈夫さに驚きました、普通はこの段階での骨組みはふらふらと動くのですが仮筋交いも付けていないのにしっかりとしていてビクともしません、
建て主さんの情熱のこもった設計に脱帽です。