桁側(屋根の低い面)の軒天スレートは屋根通気の吸気口になるので穴あきスレート板を使います。
今回は特別に桁側の破風(屋根と軒天の間の面)を小さくしました、これには訳があります、太陽光パネルをゼロエネ住宅(ZEH)にするだけの枚数を屋根に乗せるのに屋根の長さを少し伸ばしました、そうすることで窓に屋根が大きく掛かってきて景色が見えにくくなるので桁側の軒天の形を変型にして破風を小さくしました。家の形には訳があります。
2019/04/08 - 東川 大改装の家
桁側(屋根の低い面)の軒天スレートは屋根通気の吸気口になるので穴あきスレート板を使います。
今回は特別に桁側の破風(屋根と軒天の間の面)を小さくしました、これには訳があります、太陽光パネルをゼロエネ住宅(ZEH)にするだけの枚数を屋根に乗せるのに屋根の長さを少し伸ばしました、そうすることで窓に屋根が大きく掛かってきて景色が見えにくくなるので桁側の軒天の形を変型にして破風を小さくしました。家の形には訳があります。
2019/04/06 - 東川 大改装の家
軒先の天井を軒天といいます、この部分は近隣からの火事の際に一番燃え移り安い部分なので防火素材のスレート板を使います。
スレート板には穴あきと平(ひら)という穴の無いものがあり、屋根通気の吸気となる屋根の低い部分(桁側)から外気を入れて屋根の一番高い部分(棟)を排気とするように計画します。屋根の頂上からも排気部材を設けていますが雪が積もると機能しないのでその補助経路として軒天のに空気横にも流れる仕組みを作り棟部からも排気できるようにします。
屋根の通気は断熱してもわずかに伝わる熱を外気を通すことで完全に熱的つながりをカットして、積雪期にはスガモリ雨漏りを防ぎ、夏場は灼熱の屋根の熱を防ぐ大切な働きを担います。
2019/04/03 - 東川 大改装の家
」
大雪山系が望め太陽の日差しもたっぷり入り込む南東面の窓には夏の日差しも入り込みます。
そこで太陽高度が高い夏場だけ日差しを遮ることができるように庇(ひさし)を付けます、厚手の合板を直接固定することで施工費を抑えつつデザインは良いものにしています。