細かな暖房機の位置や収納などの細部の打ち合わせは図面だけではわかりません、やっぱり現場で実際に見て触れて施主様と施工側が面と向かって話し合うことが大切です。

熱交換換気装置のダクトです、断熱ダクトなので太めですが輸入品の高性能熱交換換気装置に比べ格段に細いダクトで施工できるのが日本製（パナソニック）のいいところです。DCモーターで消費電力も少ないところもミソです。

窓も含めて壁面をすべて防湿気密シートで覆い隠してから必要な部分を切り抜きます。
気密性能はすきま風を防ぐだけでなく計画的に換気が行えるようにする働きもあります、特に今回は熱交換換気装置を導入しますのできちんとした気密性能がなければ熱交換の性能も下がってしまいます。

床下は防湿コンクリートで覆い地面からの湿気が上がらないようにしますが、コンクリート自体の湿気と施工中に降った雨水もあり良く乾かしてから塞がないと問題が起きます、それでも床がないと作業しにくいので一部分の床を固定せずに空けておき送風機で風を送り乾かしていました。やっと塞げるような状態になりましたので掃除機でゴミをとってからふさぎます。

上から決めてきます。
まずは天井、ロフト部分も含めて棟木まで石膏ボードを張ります。