洗面所作り

2011/07/30 - 東旭川の家


洗面所も既製品は使わずにオリジナルで作ります、洗面ボールはスペースに合わせて作ってもらいそれに合わせて、収納や照明、鏡にタイルを作り込みます。

bre建築研究所

2011/07/29 - 大工が覗いたイギリス




ロンドン近郊の建築研究所に最新のエコ住宅が10棟ほど建築されているいるので見て来ました。
イギリスの気候は真冬でも東京ぐらいの寒さなので断熱に関しては、さほど高性能である必要性がないようですが、伝統的に動かない空気層を作ることで一定の断熱効果が確保されるので断熱性能よりも住宅の建築時に使う資材のエネルギー消費量に重点を置いて設計しているようです。
基本的にはブロックやレンガ又は石積み建築にすることで住宅の耐久性能は地震がないこともあって真面目に100年単位で考えられています、
それだけで、ライフサイクルのエネルギー消費量は少ないのですが、ブロックの焼き上げ温度を低温ですませてエネルギー消費をおさえたり、繊維質断熱材の素材に廃棄物を利用したり、植物や動物由来の繊維を利用するなどの挑戦をしているようです。
しかしこのような新築住宅が一般のユーザーに浸透しているか疑問だったので、今回お世話になっている在英の知人達に聞いたところでは、新築の注文住宅は住宅取得の選択肢には現実的にまず入らないとの揃っての返答でした、所得も含めての階級がほんのり一部の人達の幸福の為に社会構造が作られ、かなり優秀な人材であってもその壁を超えることができない矛盾を抱えている国であることも事実のーようです。

小上がりの建具

2011/07/29 - 東旭川の家


小上がりを必要に応じて個室として使える様に、建具で仕切りを作ります、引戸なので必要な時だけ現れてそうでない時には壁の影にひっそりと隠れてくれます、日本では当たり前のことですがイギリスでは、建築研究所で最新の考え方の様に紹介されていました。

梁を見せて天井を

2011/07/29 - ひじり野の家


水周りの部屋以外はできるだけ天井の高さを上げるようにするのと共に構造材である無垢の唐松材を見える様に仕上げます。

些細な事の積み重ね

2011/07/28 - 大工が覗いたイギリス



イギリスの人々の暮らしは大変に質実で消費生活を謳歌して居るアメリカや日本とは違う様です。
ものを大切につかい、必要なものを必要なだけ使う堅実さを持ち合わせているようです。
その考え方だからこそ古いものでも価値のあるものはお金をかけてでも直し使い続けます、写真のステンドグラスも100年以上前のものをきちんと直して使い続けます。些細なことではコンセントに個別にスイッチを設けて待機電力を無くしています、元から断つのが確実で合理的です。
声高にエコを語るのでは無く、欲張らずに自然体で暮らすことこそが大切だと教えられたように思います。