壁に気密シートを張って隙間風を防ぎ、壁の中に湿気が入り込まないようにします。
通常のコンセントには専用の気密資材がありますが、レントゲン室など大量の配線を通す場所はお手製のＢＯＸを造り気密シートであらかじめ覆っておいてシートと密着させます。

水周りなどの狭いところから珪藻土を塗り始めています。
珪藻土は汚れが浸みこみやすいように思いますが、珪藻土が汚れを分解してきれいになる作用もあるそうです、あまり心配せずに使っていいと思います。

１２０度の角度で交わるのは屋根もです、勾配角度を若干変えることでそれぞれの屋根がきれいにつながるように設計したのですが、実際に現場では簡単には納まりません、悩みながら納めていくのも大工の腕の見せ所です。

断熱材は大体入れることが出来て室内間仕切り壁の筋かいを入れたりと下地作業です。
木の繊維を始めて扱ってみて施工段階での良し悪しが分かりました。
・良い点　天然素材なので粉じんなどの体への悪影響がない。
　質量があるので熱容量が大きく温まったら冷めにくく、防音効果も多少期待できそう
・悪い点　復元力が弱く一度つぶしたら薄いままで戻らないので断熱性能が多少落ちそうな気がする
　切断に電動丸鋸を使わないとならず作業効率が悪い
今のところこんな感じです。
松山デンタルクリニックさん　年明け１月６日　ＯＰＥＮに決まりました、よろしくお願いします。

壁の角部分には鉄板を付けたコーナーテープを伏せ込みます。
はじめのころはよく分からずにかな切り鋸を使って切っていたのですが、はさみで切れることが分かり飛躍的に効率が良くなりました。