ユニットバスの組み込みです。０．７５坪なので少々狭いのですがぎりぎりまで室内空間を広げるタイプです。下台も金属製でとても丈夫そうです。

私は壁ならどんな壁でも皆同じ厚みで作っていましたが、プラクティカンパニーさんは構造的な役割を担わない単なる間仕切りの壁は薄くしてその分室内空間を広くしています。都会では珍しいことではないのかもしれませんが、自分はほとんど見過ごしてきたことなので改めて勉強になります。

窓枠に集成材ではなく無垢の松材を加工して使うことにしました。
松材は節の少なさや木目の美しさで役物（やくもの）という特別の材があります。下地材に使う材とは似て非なる貴重なものです。それに手間をかけて加工するのですから品のある美しい仕上がりになるはずです。

国の政策である長期優良住宅の技術講習会を受講しましたが、大量の資料とお役所への提出書類の複雑さに困り果てました。技術的なハードルは高くても乗り越えようというい意欲があるのですが、わざと難解にしているとしか思えない書類の作成に対する意欲は全くわいてきません。それでもコンセプトはとてもいいし、勉強になるので何とかせねばとおもいます。

１階天井は気密処理の必要がないのですんなり作業が進みます。
それでもたくさんの電気や暖房などの設備配線を必要な位置に正しく出す必要があります。