午前中は雷の鳴る大雨で作業ができませんでしたが、昼から足場を組んだり、明日から本格的に柱や梁を組んでいくので、材料を見ながら作戦を練ったりと、明日に向けての「ダンドリ」をしました。

この黒い金物から直接柱が立ちます。風雪に当たるところでは、横に木材を据付けるような、土台は腐りやすく適しません、このボックスプレートは土台を使わずに強度を確保して柱を立てることができるスグレモノです。

いよいよ木工事が始まりました。大工なのでこれからが本領発揮です。まず基礎に土台を敷く場所を墨線を打って、次に水平のレベル墨、気密シートを先に張って、そして土台をアンカーボルトの位置にドリルで穴をあけてから敷いていきます。土台に使う木はヒバです。最も腐りにくい木なので防腐薬剤を使わなくてよく、健康的で、香りもいいものです。

彼がこの夏に捕獲した生き物、オケラ、アリジゴク、サワガニ、アメリカザリガニ、コクワガタ、ウグイが飼育されています。彼なりに面倒は見ていますが、影で生命維持の努力をしているのは我ら夫婦です。

車庫と物置は今回のコンクリートがそのまま仕上げなので、雨で流れないように、シートで養生しました。昨晩は幸い雨が降らなかったのでうまく固まりました。これで基礎工事は終了です。もう1日養生して、月曜日から木工事を始めます。