窓（サッシ）の取り付けです、大きな窓や引き違い窓は枠だけ先に取り付けて固定してからｶﾞﾗｽや障子を入れます、比較的小さな窓はｶﾞﾗｽごとサッシを取り付けます。

3重（トリプル）ｶﾞﾗｽサッシなので大きな窓はｶﾞﾗｽの重量がかなりあります。

軒先の天井なのでノキテンです、ここにはスレートを張る場合と野地板を見せる場合がありますが今回はスレートを張ります。

スレートには穴が開いたものがあります、桁の一番低いところと高い部分を穴開きにして下から吸気して上から排気するように屋根の通気層の吸排気口とします。その他に壁の通気層からの吸気もあるので経路を複数化して確実な通気を確保します。

送れていた付加断熱の追加木材が入荷されて壁の付加断熱と透湿防水シートが完了しました。

外は嵐なので室内作業です。

屋根面に専用部材を使って通気層を作ります、室内の断熱層と屋根の裏側に３０ｍｍ程の隙間を作り外気を通すことで、冬は屋根上の雪を融かさないことでスガモリ雨漏りを防ぎ、夏は灼熱の屋根表面の熱を室内に伝えないようにします。

壁もそうですが、どんなに厚い断熱層があっても少しの熱は出入りします、通気層は室内と屋根面や壁面と少しの熱も行き来しないようにして快適性や機能性を確保する大切な仕組みです。

付加断熱のｸﾞﾗｽｳｰﾙと透湿防水シート張りがほぼ完了しました。

付加断熱下地木材の不足分を2週間前に追加発注していますが木工場は忙しいようでまだ出来上がらないので玄関側が完成していません。