２階の窓周りになると、ダイライトの切断寸法を測ったり、切ったり、運んだりと忙しくなります。

力持ちの絵柄のこのボードはダイライトと言います。
外壁部分で地震や台風などの力から家を守るまさに力持ちなボードです。しかも耐火性能があるので外壁に木の板を使用することが出来て、なおかつ透湿性があるので木材にとっても優しいスグレモノの建材です。でも重い、大工さんも力持ちでなければ務まりません。

間柱を入れ終えて、窓の枠を造りました。もうすぐ壁の下地ボードを貼るので、今のうちに材料を家の中に移しました。いわゆる造作材という構造材よりも細い材料も道産のエゾ松、トド松です。

屋根の際部分の破風板と淀を取り付けたので、きれいな屋根の形が出来ました。
柱の間には間柱（まばしら）という柱よりも薄い材料を一尺五寸（４５５ｍｍ）間隔にたてていきます。

風が吹き始め雨の気配がしてきました。出来るだけ建物を濡らしたくないので、雨との競争で野地板の残り半分と防水紙を貼りました。コレで一安心です。