４月から基礎工事を始めるので融雪剤をまいて雪を融かそうという作戦です。
除雪機や重機を使うのが一般的ですがパッシブな方法で少しでも多くの雪を処理しておけばアクティブなエネルギーを使う量が減らせますし、こういう農家的な手法は気持ちがいいものです。鼻の中まで真黒にはなりますが。

壁と並行して天井の下地も始めました。
配線やダウンライトを仕込むだけの隙間でなるべく高い天井高さにしますので大きな梁は見えるように仕上げます。

長期優良住宅に対する補助金は今までは各会社が個別に申請していましたが、２４年度は地域でグループを作り独特の地域ブランド型住宅の枠組みを作り、その提案を採択してもらう補助事業になります。そこで北方型ＥＣＯ推進協議会が母体となって提案をする為の初めての会合です。
協議会ですでに採択されている創エネルギー事業とは別の新たな事業ということです、がまだどうなるかわからないようです。

壁に張る石膏ボードの一部です。厚手のボードを使うのは強度だけでなく熱容量を増やして温度変化の少ない快適な温熱環境を得る為でもあります。

本格的な雪融けを前に木の幹回りから融けだしています、新聞に「根開き」と書いてありました。
何となく自分なりには木が春を感じて活発に活動を開始し始めて僅かな熱を木自体が発しているのかと思っていましたがそうではなく太陽光線を木が反射してその周りを溶かすのだそうです。そろそろ次の現場に融雪剤を撒かねばなりません。