屋根のアスファルトシングル葺です、この屋根材は天然小石が表面に張り付いているのでザラザラして雪が滑り落ちない無落雪の屋根になります。施工は難しくはありませんが防水と風による巻き上げを気にして丁寧に釘と接着剤を使うところがポイントです。
板金屋さんは煙突の防水下地板金と雪割りの板金施工です。

ウッドデッキと庭との登り降りのための階段です、小さくてもきちんと彫り込んで丈夫に造ります。
２階では珪藻土塗り壁の下地処理のためにパテ処理が始まりました。

パッシブソーラー協会の札幌での研修です、イギリスのゼロエネルギー住宅の話があったので夏に直に見た様子と絡めて納得しながら聞けました。
そのほか、日本のこれからの住宅が進むべき姿として、スマートハウス、ゼロエネルギー、ライフサイクルカーボンゼロ、等キーワードが沢山ありそれらを整理して理解するのに大変参考になりました。
工務店がなすべきことはいい家を建てることですが、もはや住宅は太陽光発電を含めた電化製品と消費エネルギーを把握制御するシステムとしても考える時代が来つつあり、それに積極的に取り組むか否かは別にしても理解しておく必要だと思います。

仕上げ工事も同時進行で進められるように２階やロフトを先行して進めています。
大きな吹き抜け空間もあるので１階部分も絡んできます。

寝雪は１カ月以上連続した積雪状態を意味するので今日の雨で緑が見えてきたことで今回の積雪は寝雪にはならないようです、それはそれで残念なような、うれしいような気持ちです。