今回の外壁はガルバニウム鋼板の縦張りなので、その下地は横になります。でも下地が横では空気が流れないので、はじめに縦に下地をしてから横下地を作りました。
基礎との境目の水切りから空気を入れて、壁と屋根を伝い軒天から外に出します。高さの違いによる気圧差や若干室内から逃げる温度での温度差を使い自然対流をおこして効率よく通気させるわけです。そのため下から上に空気が流れるようにすることが必要なのです。

木製玄関ドアですが、インパクトのある塗装色（ホワイト）ですので、写真では樹脂サッシと見分けがつきませんが、実際に見れば重厚な質感があり、やっぱり木製サッシはいいものだなと思います。ガラスは明日入れに来てもらいます。

トイレの窓はガラスブロックです。乳白色の淡い光が入り込んでとてもいい雰囲気になりそうです。ガラスブロック自体がペアガラスのように中に空気を閉じ込めているので、若干の断熱を期待しています。

窓の部分も含めて、タイベックシートで覆いつくしました。この後窓の部分を切り抜いて窓を取り付けていきます。
このタイベックシートはいわゆる家の皮膚にあたるものです。水や風の進入を防いで、室内の湿気を外に出します。皮膚呼吸のようなものです。

初めて建築中の現場見学会をしましたが閑古鳥なので子供達をよびました。 結構あちこち興味深くみていました。 工務店として現場見学会をすること自体が仕事の確実制を証明することになるので意味があったと信じています。