外壁の唐松板は１枚目を張り終えて塗装屋さんに自然防腐剤のウッドトリートメントを塗布してもらい、２枚目を張り始めています、２枚目も予め塗布してありますがカットした切り口は大工がウッドトリートメントを塗布して丁寧に張り進みます。

今回は家具職人の施主様なのでご自身で作ったオリジナルキッチンと洗面台を設置していただきました。

木材の天板が趣あります。

床の直下で断熱をする床断熱工法なので床合板の下に２１０ｍｍ厚の高性能ラスウールを敷いてから気密防湿シートを張ります。

床を直接断熱するので基礎断熱の場合よりも床の表面温度は高く保てます。

床下は配管の凍結防止の為に布基礎の断熱で外気からは一定程度遮断し地熱もあるので真冬でもプラス数℃の温度なので外壁や屋根のように外気に接する部分よりは断熱負荷は少ない考えです。

今回は玄関の周辺一部をモルタル掃きつけ仕上げにしています、白の色粉を配合しているので乾くともう少し白っぽい仕上がりになります。

モルタル下塗りに中塗りをしてすぐに色粉を入れた仕上げの砂混じりモルタルを壁に掃きつけるようにして飛ばして仕上げる伝統的な工法です、表面がざらついているので表情豊かな外観になりますし、小さなヒビも目立たないところも利点ですが一番良いところはモルタル自体に色を混ぜ込んでいるので色が落ちない劣化しないということです。

唐松の外壁材もそうですができるだけメンテナンスの要らないものを採用しています。

１枚目の外壁板の隙間を覆い隠すように２枚目を張るのですが、その前に角を落とす（面取り）をして仕上がりよくしておきます。