配管貫通部分

2019/08/20 - 2019美瑛の家

換気配管の貫通部分はしっかりとタイベックシートとの周辺を粘着テープで張って防水処理を施します。

室内側ではコーキングなどを使い気密処理も完全に行います。

換気をするのに何故気密が必要なのか?という疑問もあるかと思います。

その訳は、換気の効率を上げることと、特に冬場室内と屋外の温度差が大きくなる時に激しく冷たい外気が室内に隙間風として入り込まず快適性を保つ為です。

換気は熱交交換換気装置を標準としていますので、例えば屋外が氷点下20℃、室内がプラス20℃の時には室内の排気の空気温度を使ってプラス12℃程に温めた外気を室内に吸気します。もし気密性能が低い家だったら換気装置を通さずに勝手に隙間風として氷点下20℃の外気が相当量室内に入り込み暖房効率(燃費)も悪く、快適性も損なわれるということです。

 

 

 

筋交い

2019/08/19 - 2019美瑛の家

耐震強度を保つ為に外壁部分にはすべて面材を張っていますが、構造強度の計算をすると不足する部分には筋交いを入れます。

大きな空間を作る程、壁が少なくなります。壁が耐震強度を保つ為に重要なので壁が少ないと少ない壁により強度を持たせる為に写真のようにダブルの筋交いを入れることにもなります、自由な空間設計をする影で構造強度を保つ為の見えなくなるところでの仕事もあります。

 

屋根断熱

2019/08/10 - 2019美瑛の家

屋根タルキの中に140mm厚の高性能グラスールを2重に入れる1枚目です、この後に電気配線をしてから2枚目のグラスウールをを入れます。

窓水切り板金加工

2019/08/09 - 2019美瑛の家

屋外側の窓下の水切りの板金加工防水加工です。

手間はかかりますが外壁の中央部分に窓が収まると外観に陰影ができて良い感じになります。

 

窓水切りと窓枠周辺断熱

2019/08/08 - 2019美瑛の家

壁の厚みの真ん中に窓を設置する場合屋外側の窓下は雨水が溜まらないように傾斜を付けた水切りを作り板金で防水加工をします、

また窓枠の周辺には発泡系の断熱材を詰めて窓枠の結露を最小限にする施工をします。