今のサッシには、「すりガラス」って無いんです。「かたガラス」という表面に凸凹をつけて見えないように加工したものしかないのです。でも「すりがらす」の表情ってなんともいえない風情がありますよね。
ということで、苦肉の策として透明のガラスにすりガラスのフィルムを貼り付けました。

天井から壁まで出来上がりました。屋根の骨組みの(母屋）もしっかり見せるように仕上げます。
2階は広いワンルームのようにするのですが一部(ご主人の書斎）囲いを作ります。

階段が完成しました。すぐさま、傷や汚れから守るために養生をします。そのため残念ながら家が完成するまで真新しい階段を見ることができないのです。

踊り場から上の部分の加工です。どこからでも見える階段なので加工も気をつかいます。
それでもやっぱり手作りの造作には既製品にはない人の手のぬくもりを感じます。

キッチンの下もすべて丸見えなので、配管には気をつかいます。
給水と給湯は銅管で立ち上げてつなぎました。そのまま樹脂配管で立ち上げたのでは、固定できないので、金属管を使いました。銅管は通常はペンキで塗装するのですが、今回はそのままにします。でも排水の方はトラップも含めて、床の色にあわせて塗装します。