切れ込み

2011/02/18 - 名寄の家


壁の厚みにグラスウールを詰め込み、石膏ボードなどの下地木材を打ち付けます、そうすると下地木材の厚み分18mm程その辺一帯のグラスウールが凹んでしまうので、下地材の上下にカッターで切れ込みを入れて「そこだけ」凹むようにしています。ほんの少しの差かもしれませんが少しでも断熱材の性能を活かしたいからこその手間です。

2階床フローリン張り

2011/02/17 - 名寄の家


2階とロフトの床は30mm厚の松材フローリングです。
通常は12~15mmのところを30mmにしているのには理由があります、もちろん厚みがある方が質感もありソリなどの弊害も少ないメリットもあるのですがそれだけではなく、厚いことで下地合板をはらずに直接構造材に張ることができるので下地材分のコストを抑えることができ、質感も強度もいいのに安くできるというメリットがあるということです。
デメリットは仮床を作ったりと大工が大変なことがありますが、しょうがないです。

ブローイング断熱

2011/02/16 - 名寄の家


一部平屋部分は今回は平天井にしてブローイング断熱を施しました。これのいいところは断熱厚さをとても簡単に厚くできることです。今回は400mmですが屋根近くまで吹き込みことも可能です。

グラスウール詰め

2011/02/15 - 名寄の家


昔のグラスウールはぼそぼそでガラスの破片のようなものも混ざっていて詰め込むのに苦労しましたが、今の高性能グラスウールは弾力性もあってしなやかなので詰めやすいです。それでも上を向いての作業では顔にグラスウールの埃がかかってくるので大変なのとには違い有りません。
それを3回繰り返してやっと屋根断熱面が出来上がります。

屋根断熱

2011/02/14 - 名寄の家


屋根の傾斜のまま断熱をすることを屋根断熱といいます。天井断熱は屋根との間に小屋裏空間があって平らな屋根の上で断熱することです。
ウチではだいたい2階の天井は屋根なりの傾斜のまま高く上げていきたいので屋根断熱を多く採用します。
そのために屋根の下地材(タルキ)を断熱層を厚く取れるように280MMもある大きな材料を使いグラスウールを3枚重ねて断熱します。