屋根の軒部分の裏側を軒天（のきてん）といいいます。屋根の頂上からも通気させるのですが積雪季には塞がってしまうので、軒天から通気させるようにします。そのため、軒の下側全部（吸気）と頂上付近（排気）と目的をはっきりさせて有穴ボードを使います。

玄関ドアの取り付の前に、柱をクッション材で養生しておきます。柱や梁などの構造材をそのまま見せる雰囲気が好きですから。
木製の玄関ドアなので重たいですが、重量をしかり支えながら木材の狂いを逃すためのクリアランスをとっておくことも必要です。

付加断熱材を防水透湿シート（タイベックシート）で覆い隠しサッシも取り付けてきちんと水が入り込まないように下から順に防水テープを貼り付けます。

上下に打ち付けた下地の木材の間に幅を合わせて切ったグラスウールを敷き詰めます。勿論室内側にもグラスウールを入れるのであわせて１５０mmの断熱材で外壁面を覆い隠います。

付加断熱をするためにタルキ木材でグラスウールを詰める下地を作ります。まずは寸法を測り、墨を打っておきます。これをきちんとしておかないと幅が狂ってグラスールに隙間ができてしまいます。
明日と明後日は札幌に出張です。