PVソーラーハウス協会の札幌での研修です。
まずは、太陽光発電システムの新たな購入方法の説明です、上手く行けば更にお安い価格で皆さんにご提示出来るようになるかもしれません。
次に熱交換換気装置の国産メーカーの話しなのですが、一年中窓を締め切り暖房、冷房を稼働し続けることを前提にしているようです、都会のオフィスビルの考え方を家庭に持ち込むつもりらしいのです、いわゆるエンジニアのひとりよがりとしか思えません、夏に窓を開けているときにも換気装置を止めてはいけない、もし止めたらダクト内がカビだらけになるといっていました、そんな機械を家庭に持ち込みたくはありません。
そしてペレットストーブなのですが、岐阜県の機械メーカーがいいストーブを作っているようなのです。ペレットストーブはFF式の煙突なので薪ストーブに比べて格段に安く導入出来るメリットもあります、燃料の調達も比較的楽ですが、燃料価格が問題ですね。

先日の旭川セミナーに所用で参加出来なかったので、札幌でセミナー参加です。
300mm断熱の家も現実の物となってきて、単なるヨーロッパの真似ではない、北海道にベストマッチな仕様も分かってきました。
熱環境計算ソフトのQPexも進化し住宅での暖房以外も含めた全てのエネルギーを把握出来るようになりました。

帯広と言えば日本でも有数の太陽光発電適地、メガソーラー施設も多数ありそのひとつを見せてもらい野だて（地面設置）工法のノウハウを学びました。

あのパッシブハウス日本での第一人者である、森ミワさんが札幌で住宅の総エネルギー使用量を計算するコンピュータソフトの操作セミナーに来るということで参加しました。
確かに、断熱だけでなく、給湯や設備機器そして日射取得熱を厳密に設定するのですが余りにも細か過ぎて正直、やり過ぎに感じました。まだ当分はQpexソフトのお世話になりそうです。

これからの住宅の目指すところはゼロエネルギー（ゼロカーボン）です。
単に断熱性能を上げるだけでなく給湯や照明、そして暖房装置の選択も含めて住宅で使用するエネルギーを数字や金額で示す必要があり、PC持参でのセミナー参加です。