けなげな石の家

2008/08/05 - 大工が見たスウェーデン


雪も雨もたくさん降る国で、美しいい三角屋根の街並みを保つには、雨樋は必要不可欠なものなのでしょう。狭い路地では雨樋が通行の妨げにならないように、地面から2mぐらいの高さまで、建物に食い込ませていました。時代の要請に応じて石の家は削られたりえぐられて雨樋やエアコンの室外機をけなげに飲み込んでいました。

大引き 鋼製束

2008/08/05 - 2008鷹栖の家


家の周囲に土台を回し、床を支える大引きを土台につないでいきます。
地盤面はしっかりコンクリートで固めているので、地盤から鋼鉄製の束を大引きに約3尺(910mm)間隔にたてて床の強度を保ちます。
それにししても、日差しが強く暑い一日でした。

磨く

2008/08/05 - 2008東光の家


木部は紙やすりで丁寧に磨いてから天然オイルを塗りこみます。このひと手間がやさしい木の手触りにしてくれます。

町並み 郊外

2008/08/04 - 大工が見たスウェーデン


首都ストックホルム近郊の住宅街です。
各家々は好きな色のペンキを塗っていながら、街並みは美しく保たれています。
日本のペンキでこんなことをしたら大変なことになってしまうでしょう。欧米のペンキ色の配合は適度にくすんでいるように思います。それに本物の木板の壁に塗るので素材感があって美しく感じるのでしょう。家の形は屋根の勾配や向きが一定できちんとまとまっています、建売の企画住宅ではなく、それぞれが個性のある注文住宅のようです。ある程度の型の中で自分の個性を出す絶妙なバランスが保たれているのでしょう。

大工工事開始

2008/08/04 - 2008鷹栖の家


山盛りの材料が運ばれてきて大工工事が始まりました。
まずはコンクリートの基礎の上に、土台を敷くべき位置を正確に墨していきます。